外国人との生活で困ったら何事も直接言うべき

, , No Comments
ロンドンにワーホリビザで住み始めて、もうすぐ2年が経ちます!
今住んでいる家は、イギリス人パートナーサミーと2人だけの庭付きフラットで
上の階に住んでいる大家さんファミリーとお庭をシェアしながらも平和に暮らしてきました。

このフラットに住み始めて今月でちょうど1年!
寒くて長い冬の間、シャワーのお湯の出がおかしくなったり、キッチンの天井にマッシュルームが生えてきたり、
カビに悩まされたり、猫が勝手に入ってきたりとたくさんのハプニングはありながらも
海外旅行に行ったり、日本に帰っても、イギリスに帰ってくるのが楽しみになる、
そんな居心地の良いお家をサミーと共に作ってこれてとっても幸せに感じています。
前に住んでいた外国人たちとのフラットシェアネタはタグのflatshareからお読み頂けます。

しかし、ここで事件発生!!!!

もうさ〜ロンドンでの生活は事件がつきものだけど、今回の事件でやっぱり外国人には
はっきりと思っていることを伝えることが一番大切だと改めて学んだので、
私の経験をみなさんが海外生活でトラブルに巻き込まれた際に役に立てるように
ここにシェアしておきます。

この一週間はイギリス全土がかなり暑くなり、陽にずっと当たっていたら、
海外にいるかのような錯覚に陥るくらい最高な天気でした。
サマータイムも始まってイギリスは8時過ぎても明るくてまさに夏!って感じ。
そのため、冬場はずっと控えていたお庭での遊びがもっと盛んになりました。

私の住んでいるフラットの上に大家さんファミリーは
(主にママ、娘2人、たまにパパ。パパは海外ベースで働いているので普段は不在です。)
夜8時くらいまでお庭で遊び始めるようになりました。
彼らは夏休みをほとんど海外で過ごすので、今が一番充実してお庭で遊べるときなんですよね〜
私も便乗して仕事から帰ってきて夕飯後は一緒に遊んだりしました。

一昨日、長女が友達と遊んでいる間、私に「ビスケットある?」と言ってきました。
ストックしていた新品の大好きなビスケットはあるけど、
別にあげたくなかったので「ないよ、お母さんに聞いてきなよ」って言いました。
そしたら「え〜ないのか〜!」ってびっくりしながら上の階に戻って何かを持ってきた。
いや、私も食べてたらあげてもいいけど、あんたにだけ食べさせるためにあげるほど
親切じゃねえよw

そしたら昨日、私が外から帰ってきてお庭で寛いでいると、また長女現る。
そしてまた「ね〜ビスケットある?」って聞いてきましたwまた「ないw」
って言ったら、勝手にビスケットをストックしておいた引き出しをあけて、
「え〜!ここにあるよ!食べて良い?」と言ってきて、そのビスケットを見ると
まだ開けてないはずのビスケットの袋が開いてるじゃないですか!?
は?
もうその棚にビスケットがあったことを知ってて、しかも勝手に開けて半分以上食べてある!
図々しくも、そのビスケットを自分でまた見つけたふりして私に「食べて良い?」って
聞いてきましたwいくら子供でも許せないよねー
勝手に人のお菓子食べてんじゃねえよ!

食べ物の恨みは怖いんだぞ。
で、私は確実にその子が袋を勝手に開けて食べていたのを感づいたので
「ねえ、あなたが勝手に開けたの?」って聞いたら
「いや、私じゃない、あ!もしかしたら私の友達かも、ごめんなさい〜〜〜」
ってぜってえおめえだろうが、しらばっくれてんじゃねえよ

私「本当にあなたが食べてないの?そういえばこの前オレオのパックもキッチンに
置いてあったらなくなってた、それもあなたでしょう?」って追求してもしらばっくれる娘。

そして、同じタイミングで思い出した先日行方不明になったフェイスタオル。
今まで私たちのフラットから物が消えたり、何か食べられたりしたことは一切なくて
この数日始めて起きたことだったので私もびっくりしました。
なくなったタオルの件は大家さんにすでに聞いてみたけど、知らないと言われ、
どこいったんだろ〜?って謎のままでした。
で、次はお菓子!

タオルはまだしも食べ物の恨みはすごいからねw君、子供だからわかってないでしょうw

「本当にあなたがやってないなら、お母さんに聞くからね」
って言って大家さんを呼び、状況を話すと、大家さんも娘がやったことを認めて
謝ってくれて、必ずビスケット買ってくるね、と言ってくれました。
でも、問題はビスケットじゃない
いや、ビスケットを食べられたのはかなりの問題だけど
仲良いと思っていた長女が私に嘘をついたのが問題!

「お前知ってるか?あたいの国では嘘をついたら泥棒の始まり
お前は泥棒だ!!!!!」
って言ってやろうかと思ったけど、今出張中のサミーに状況を話し、まあ子供だから
こうやって間違いを犯すこともある、次に同じことがあったらそのときは重要なこととして
大家さんと相談をしよう。って言いました。
さぞかし冷静。私はこういったときにカッとなって冷静に判断できなくなるのですが、
やっぱり外国人との会話は考えずに何か言ってしまうと、訂正が出来なくなってしまうことも
あるので(以前に外国人とのフラットシェアでたくさん経験済みw)
その晩ずっと考えていました。とどめを刺して、もう二度とやらないように何か言ってやりたい・・・

そして今日、また天気が良くて、外で洗濯物を干したり、朝はずっとお庭で寝転がって
本を読んでいました。
で大家さんファミリーも日焼けに参加。
昨日は大家さんが娘にきっと何か言ってくれたと思うけど、やっぱり私はすごくびっくりしたから
今後こんなことがないようにはっきりさせたい、と思いました。
長女がいなくなったときに、大家さんにそのことを伝える。
結局フェイスタオルも娘の部屋から見つかったし、勝手にキッチンの棚を開けて
人のもの探ったり、勝手にお菓子食べたり、それは私的に良い気持ちはしない、
みたいな言い方をしました。こういうときにあまり強い言い方ではなく
少し柔らかい言い方をするにはこんな単語が便利です。
It is uncomfortable for me. 
(I don't like itよりあまり良い気持ちがしないみたいな言い方)
I was very upset yesterday.
(I was angryよりすごくびっくりした、不安的な言い方)
It is not nice that she didn't tell me the truth.
(Lieという言い方よりこっちの方が罪悪感ない言い方)

イギリス人もあまり強い言い方をしないで、相手を傷つけないような言い方をする人が多いので
こんな言い回しをするのはけっこう使えると思います。
で、私が言った途端、大家さんは今はっきり言ってくるね!ってゆってささっと長女に
言ってくれたらしく、その後も私にもうそんなことないと思うって伝えてくれました。

まあ長女はさ、たぶん私のことをお姉ちゃんと思っていて、よくチョレートあげたり、
小さくて着れない服やいらない鞄あげて、めっちゃ喜んでたり、
パーティーに行くときは髪の毛やってあげたり、この前も一緒にネイルしたから
たぶん私のことをけっこう居心地の良いお姉ちゃんと思っているんですよねー。

でも親しき中にも礼儀ありだよ。特にイギリスではこの言葉がかなりぴったしで
家族の中にも礼儀ってあるんですよ。

こうやって、一緒に住んでいる人たちとの関係を壊さないように、でも自分に害がないように
するのって本当に難しい。。。
それこそフラットシェアのときはむちゃくちゃで、私の周りにもミルク勝手に使われてたり
洗剤だったりとか、食べ物がなくなる事件なんて日常茶飯事のようです。
やっぱり外国人は日本人とは全く違った価値観を持っているので、何か嫌なことや
ずっと言いたいと思っていることがあったらはっきり言うべきです。
あなたが言うまで、向こうはそれがあなたにとって不愉快だってことにすら
気づいていないかもしれない。
やっぱり自分を居心地良い場所にいさせるには、自分から行動するしかないんですねー。

今回のお菓子を勝手に食べられた件は、悩みましたが、とどめを刺してよかった。
またお菓子食べられたらそのときはブチ切れだなw

食べ物の恨みは怖いんだぞ
ってこんな顔して言ってやろう^^

0 Comment:

コメントを投稿