ロンドンでも失くしものは見つかる

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もう散々騒いだのですが、ここでも言わせていただきます笑

みなさんは海外で大切なものを落としてしまったことがありますか?

私の友達の話や知り合いの話では海外で携帯やカメラを落とした場合は
もう二度と返ってこないんだとか。
落としただけではなく、盗まれる場合もあるから、とにかく落し物はしないように
もちろん日本でいるときから気をつけていました・・・・

先週末仕事探しが上手くいかないことと、イギリスに頼れる友達も家族もいないこと
そんなことでイギリスに来たことをポジティブに考えられずにいました。

もちろん私にはサミーがいるし、こっちにきて一人だったことは一回もありません。
一人で海外に来た人から言わせると、私はなんて贅沢なことを言ってるんだろうって
思われると思います。。。

それでもたまにふとしたときに、仕事がない自分って何か価値を生み出せる資格が
あるんだろうか?とか考えてしまいます。
毎日パソコンに向かって真剣に就職活動をしたって、すぐ結果が出るわけじゃないのに
すぐに何かが決まらないと余計に落ち込んだりしちゃいます。

サミーとテニスをするようになって気分転換をしたり、週末は市内の方にでかけて
人に会ったり、ロンドンを観光してポジティブな気分を取り戻そうとしていました。

こっちにきて英語でのカバーレターを書いたり、電話で外国人と話したり、
英語力に自信をなくして、もっと勉強してきたらよかったな〜と何度も思いました。
サミーと過ごしてきたおかげでイギリス人に対する接し方も学べたし、
イギリス英語のこともだんだんわかってきています。
それでも英語力に自信がなくなるときがたくさんあって、
楽しんでいるときもある反面、最近はふとしたときに落ち込んでいることもありました。

自分がネガティブになっていると、もっとネガティブなことって勝手に舞い降りてくるんですね。
今回の事件のおかげで色々自分のことや、サミーのこと、私たちの恋愛、イギリスに来たこと
すべてのことにおいて、見直しをする良いきっかけになったのではないかと思いました。

何が起きたのかというと・・・・

ロンドンのチューブ(地下鉄)に私のビザや現金、銀行のカードの入った財布と
スマホ、サミーの新品のiPod、などが入ったカバンを思いっきり忘れてきちゃったんです。
気づいたのは乗り換えて目的の駅に降り立った時。
そのときもう雷のような変な鋭い気持ちが体の中を巡りました。
海外でものをなくす、ましてや重要なビザの入った財布や大切な携帯をなくす。。。
なんて想像もしていなかったので、もう完全に体が固まって何もできずにいました。

まずは駅員さんに事情を説明しました。
駅員さんによると、ロンドンのチューブにはCCTVが至る所にあるから
盗みを働くのはアホだ、と。
盗むのはあまり考えられないけどチューブでなくしたものが無事に発見される可能性も
40%くらいだと言われました。

そこで言われたのは携帯電話に電話をかけ続けてカバンを拾った人が取ってくれるのを待つ。
また、Lost and Found サイトのオンラインフォームに記入し、なくしものが見つかったら
連絡が来るのを待つ。とのことでした。

Baker Street駅にある、ロンドンチューブ、電車、バスなどの交通機関にあったなくしものが
整備されている場所です。


この時点で私たちのやれることはすべて行いました。
ひたすら携帯に電話をかけ続け、銀行のカードを止め、
(銀行のカードは電話してカードを無くした旨を伝えると、カードのキャンセル
手続きが出来、新しいカードを数日後に届けてもらえます。なんともまあ簡単!)
オンラインフォームに記入して、
その日は目的だったBorough Marketで一旦体を休めることにしました。
このMarketについては今度書きます^^

サミーの兄は警察官なので、盗みとかに詳しいだろうと思い、すぐさま連絡しました。
すると、携帯電話を盗んだら100%の確率で犯人はSIMカードを抜くか、
電話の電源を切るだろうから、電源が切れてたら、ちょっと危ないかも、と言っていました。

案の定ずっと鳴っていた電話はある時点から電波がなくなった状態になり、
私たちはもう盗まれたんじゃないかと悲しく絶望的な気持ちになったのです・・・・号泣

その後家に帰って気持ちを落ち着かせようとしてもやはり財布や携帯のことが頭から
離れず、ほんとにずっと考えてしまいました。
そしてBRP(ビザ)を発行する手続きの仕方を見て、もっと絶望・・・
かなりめんどくさいプロセスに£45もかかるみたいで、しかも発行には
8週間くらいかかるらしいと・・・・・・・もはやほんとにありえない。。。。。。

そして次の日、動揺を隠しきれないまま、目を覚まし、もう一度電話をかけたのですが、
このときも電話にだれもでてくれませんでした。

Lost and foundは平日しかやっていないので、見つかっても一週間くらいはかかると言われていました。

そしてサミーがもう一回今!?というタイミングで電話をかけてみたら・・・・・

なあああんと!!!!!!!
誰かが電話を取ってくれたんです!!!!!!!!!!

実は!!!
ある優しいヨーロッパ人カップルがカバンを警察署に届けてくれて、
そのカバンに入っていた私の携帯をたまたま警察官が取ってくれて、、、、
私たちはカバンを見つけることができたんですよ!!!!!!!!

˛˛ꉂ ೭(˵¯̴͒ꇴ¯̴͒˵)౨”~✩⃛˖° 

もう感激すぎてあのとき、サミーが電話をでている姿を見て、
見つかった確信をもって、思わず、嬉し泣きしてしまいました><

まさか、まさか、見つかるとは思っていなかったし、
しかも警察署に届けられているとは全く思ってなかったので、
奇跡的に見つけることができてほんとによかったなあああと思いました。

もしサミーの電話をかけるタイミングが少しでも遅ければカバンは警察署の奥にしまわれて
電話がなっていることに気づかれなかったと思います。
そしてそのうち携帯の電池はなくなり、まさか警察署に届けられているとは
思わないため、ずっと見つけることはできなかったでしょう。。。
しかもその警察署、私たちがカバンをなくしたとこから1時間も離れてたとこだったし、、、

ほんとにこのことに関しては、すべての人に感謝しています。
そしてこれで実証できました。

ロンドンで物を落としたり無くしても見つかる可能性がある!

ということを^^

駅員さんもかなり心配してくれて、大丈夫、見つかるよって言ってくれて、
そしてヨーロッパ人カップルは誰のかもわからないのに警察署に持って行ってくれて、
警察官は忙しいのに鳴っている電話をわざわざ取ってくれて、
ほんとに感謝しています。


そして自分のカバンをなくしたのに、私の大切なものが入っていて罪悪感を
一番感じたサミー。
私はもちろん自分の大切なものがなくなってとってもショックが大きくて今後
どうやっていこうって悩みましたが、
サミーが一生懸命探そうとしていなければ絶対に見つからなかったと思います。

そして自分のものを自分で持とうとしなかった私にも責任はあるしw
何せいっつも自分は小さいカバンででかけたいがために、サミーに荷物全部
預けていたのでw

そんなこんなでとってもショックな日が続いて免疫力が低下したのか
二人してお腹を崩して一週間を台無しにしておりますw
せっかく良い天気で仕事もないのに、、、
風邪で寝込んでるなんてまじでバカらしいんですけど><滝涙。。。

なんかイギリスはもう夏が終わりそうな雰囲気です。
日もだんだん短くなってるし!


でも秋のイギリスもとっても素敵なんですよ!
って、私秋にここにいたことないんですけど、写真とかみて、ずっと
秋のイギリスいってみたいな〜と思ってました^^

なので今から秋になるのがたのしみです〜〜〜♡


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