イギリス帰国!コロナウイルスを東京とロンドンで体験。

, , No Comments

先々週の日曜日、日本での2ヶ月間の出張を終えて、
急遽イギリスに帰国しました!
もともと2ヶ月間の出張という予定だったのですが、ずっと入りたかったチームに
入れてもらえることになり、そのチームの同僚たちと少しでも長く勤務するために
今月末に帰国することにしていたのですが、(汗)

コロナウイルスの状況がコロコロ毎日変化していくのに少し不安を抱き始めて
急遽飛行機を変更してイギリスに帰国することにしました。

ご存知の方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、今日本からヨーロッパに飛べる
飛行機の数はかなり減少しています。
日本から現在はロンドン、ダブリン、フランクフルト?にしか飛べません。
私はANAで帰国したのですが、以前は毎日飛んでいた路線が、
今は週に3回しか飛んでいません。(4月5日情報)

私が帰国した4月5日の空港はびっくりするくらい空っぽでした。
その日に飛んでいた国際線は、おそらくロンドン行きだけだったと思います。
ロンドン行きのゲート以外は閉まっていたのにも関わらず、割とたくさんのスタッフさんが
空港で勤務していてびっくりしました。

バタバタして急遽イギリスに帰国することになったので、最後に美味しいものを
納め食べすることができなくてそれが一番悲しかったので、
最後に空港で1200円する天ぷらうどんを食べました。

美味しさは普通だったけど、こんな大変な状況の中、
1つでもレストランを開けてくれてとても感謝しました。
今回の日本帰国は2ヶ月もあって、食べたいものを全部制覇する予定だったのに、
(なぜかイギリスにいると日本で食べたいものがたくさん思い浮かぶのに
いざ日本に帰ると食べたいものが出てこなくなる症候群に陥ったため)
うどんすら食べに行っていませんでした。
(きつねうどんはたくさん食べたけどね。)
まる亀製麺行く予定だったのに、すっかり忘れてた・・・・悲しす。

チェックインする時に、各カウンターに5人以上、人が付いていたし、
私を担当してくれたのは訓練生の方でした。そして先輩が後部に5人くらい並んでいるw
こんな大変な状況の中訓練生の方が働いているなんてびっくりしました。
私の友達であるANAやJALのCAたちはここ1ヶ月ほどほぼフライトに乗っていないので、
こんな状況で訓練していることにびっくりしましたよ!!

飛行機に乗っていた乗客は、数えられるくらいの人数でした。
約10人以下。記憶の中で覚えている人たちは約7人。
もしかしたら、CAさんの数の方が乗客より多いくらいでした。
おそらく人生でこんな空っぽな飛行機に乗る経験は2度とないと思います。
そのため、飛行機はかなり快適でしたけどね。
ANAなので、さすが、ちゃんと朝ごはんも夜ご飯も付いていて、
途中途中、お菓子を配布したり、バナナを配ってくれたり、かなり気配りをして頂きました。
こんな状況だからゆっくり休んでくれていいのに、と思いながら
贅沢なフライトを独り占めする感覚で楽しんでしまった・・・。

世界で一番大きな空港の中に入る有名な、ヒースロー空港も、なんと空っぽでした。
私の乗ってきた東京からのフライト以外、その日に同じような時間帯に到着する
フライトはなく、飛行機に出てからパスポートチェックのゲートに行って、
出るまでおそらく2分かからず、人生で最短の入国でした!

信じられますか?
1年前まで、入国チェックに1時間は普通にかかっていた、入国に厳しいあの場所を
すんなりと何事もなく(語彙力皆無ww)通れたんですよ。
e-パスポートなので、それを入国ゲートに通す前に、人が一人立っていて、ビザの有無を
確認されましたが、「ビザあるよ」と伝えたらチェックすることもなく
普通に入国ゲートに通してくれました。

荷物が出てくる方にもっと時間がかかったという・・・・不思議な出来事。
荷物の出てくるスクリーンには普段ずっしりと当日のフライト情報が載っていますが、
その日は、東京からのフライトと、ダブリンからのフライト2つのみが掲載されていました。
*一番上の写真が、そのスクリーンの写真です。

e-入国ゲートになってから、待つ時間はかなり短縮されましたが、それでも普段は
5分から10分くらい待ちますよね。
1年前までは、あの地獄の緊張する入国ボーダーだったので、それを考えたら今は
イギリス入国はめちゃくちゃだいぶ楽になったと思います。
(ロンドンに初めてきた2014年はボーダーで1時間待って、冷や汗かいてたし・・・)

ロンドンのお家まではUberで帰ろうと思っていたので、アプリを開いて車を予約したら
なんと3分後に到着でしたwww
家に無事に帰れる交通手段があるか、かなり心配だったのに、拍子抜けしてしまった。
しかも、このドライバーさんがかなりフレンドリーな人で、
日本から来たことがわかったら、日本のコロナ事情を話したり、ロンドンの話も
してくれて、家まで帰る間ずっとおしゃべりしていました。
そのドライバー曰く、

ロンドンは全然ロックダウンしていない、
とのことでした。それを聞いて、その時はかなりびっくりしました。
実は、イギリスに帰ることを決断する前に、イギリスにいる彼からかなり脅されていたのです。
「イギリスは、日本と違ってかなり外出の制限が厳しいから覚悟しろ」
「スーパーは必ず行きたい時でないと行けないから覚悟しろ」
ASOSのリターン商品があったので、帰ったら郵便局に行きたいと伝えたら、
「ASOSのリターンは必須用事じゃないから行けるかわからないから覚悟しろ」とww

などなどwwこうやってかなり脅されたのに、ロンドンに来てみたら、
全然想像と違くてかなり、びっくりして腰が抜けていますwww

最近はイースターで、天気がかなり良かったからか、普通に交通量は土日並みに多いし、
1日に一回外で行うことができるエクササイズも、1時間以上しても誰にも尋問されないし
もはや私のいる地域では、公園でのんびりピクニックしたり、本を読んでいる人も
たくさん見かけます。
一緒に住んでいる人以外と会ったりしてはいけないのに、5人くらいで歩いていたり、
昨日は一人のお父さんに子供7人くっついているのも見かけたし、
聞いてたのと全然ちがーーーーう!!!

あとは、地域の差かもしれませんが、ロンドンの東に在住する友達からは、
「外でうろついてる人はホームレスかアル中の人で危ない人だけ」
って聞いてたけど、ファミリー普通に外で遊んでるぞ〜!!
あと、サイクリングしてる家族とかカップル多いぞ〜!!
これで再確認しましたよ。
人から聞いたことを鵜呑みにするのではなく、自分の目で確かめたことを信じろ
ということわざ。
百聞一見にしかず
まさにそれだな、と
確かにみんなが騒いでるスーパーに入るのに30分以上かかるってのは本当ですね。
でもそれ以外は、ロックダウンかよ??って感じ。
なんかツイッターやインスタで海外在住の人たちが一斉に声を大にして
「日本人は頭がおかしい!海外はみんなでステイホーム!!!」
て言ってたからめちゃくちゃ緊張してたけどさ、
あくまでもイギリス、ロンドンは話が違うね。
長い夏休みのように人が溢れていてびっくりですよもう。

でも、彼は私がイギリスに帰国するまで、お母さんの田舎の家に滞在していたので、
彼自身もロンドンの現状にかなり驚き+怒っています。

田舎は普通にいつも人がいないのに、さらにいなくて、一日1時間のエクササイズ制限は
守っているし、買ったものを除菌スプレーで吹いたり、
家中を毎日除菌スプレーで吹いたり、毎日ニュースを読んでコロナのヤバさが
よく浸透しているようです。
そのため、ロンドンにいる人よりかなり危機感があるようです。

東京では私が出国するまではギリギリ、緊急事態宣言はまだ出ていなかったので、
普通にレストランやバーも開いていたし、徐々に夜の街から人は消えて行きましたが、
すごく普通の日常に思えました。
私の会社は、3週間くらい前から東京でも在宅が始まっていたので、通勤することも
なかったし、たまに、外に出てみると「割と普通に人いるじゃん!」
という感じでした。

そこからロンドンに来てみて、全く違う世界かというと、そうでもありません。
レストランやパブは開いていないから、外食に行ったり、普段行くお買い物地域に
行くことはできないけど、テイクアウトをしたければ出来るし、
スーパーだって並ばなければだけど、買えなかったものはなかったし、
周りに普通にお散歩している人々を見かけるので、そこまでロックダウンな感じは
正直感じていません。
良いことなんだか悪いことなんだかよくわかりませんが。

とりあえず、イギリスに無事に帰国できてよかったです!
それは間違いない。
東京生活もとっても楽しかったけど、普段大きな家に住んでいて、すぐに公園や
自然に触れ合える環境にいる私にとって、
小さいアパートで在宅をしてるのって結構体にきていました。
東京って、ちょっとランニングしたり、スポーツしたくても簡単にできるところがなくて
ついつい体が怠けてしまう気がします。
ロンドンは、都会ながらもランニングできるフィールドや、公園、
テニスができるテニスコートやピクニックのできるスペースがあります。
東京も魅力に溢れている都市なんだけど、私はロンドンが最近は居心地よく感じます。

次は最近の在宅状況について書いて行きたいと思います!
人生で一番長い在宅期間になるだろうから、何かと楽しまないと!!

皆さんもくれぐれも体調に気をつけて、無事に過ごしてくださいね♫

0 Comment:

コメントを投稿