イギリスでのカップルの同棲事情

, , No Comments

先週、1週間くらいかけて壁のペイントをしてもらいました〜!
以前とはかなり雰囲気が変わってかなり明るいモダンな雰囲気になったリビングルーム。
なんか自分のフラットのような感じがせず落ち着きがないです笑

そんな今日は、イギリスに住むカップルたちの同棲事情について書いていきます。

私たちカップルは同棲をはじめて、3年ほどになろうとしています。
日本では結婚前に同棲をするのは、あまりよく思われていなかったり、
一般的には「おすすめ」されていないような気がしますが、
イギリスではカップルが一緒に住むことは、とても当たり前のことです。

日本では、(⇨は一般的な意見に対する私の思う回答)
◆同棲すると相手の嫌なところが見えるから結婚前にはしないほうが良い
⇨逆に結婚してから相手の嫌なところがきっかけで、別れるのは嫌だから先に知っておいたほうが良い。

◆同棲していたら婚期が遅れるからやめたほうが良い
⇨結婚のタイミングは人それぞれだと思うので、同棲がきっかけで婚期が遅れるというのは的外れな答え。

◆同棲すると女性側が家事をやるはめになり男性は甘えるからよくない
⇨イギリスでは男女ともに家事をする傾向にあるので、女性だけの負担になり男性が甘えるということはあまりない。

◆一般的に社会人になっても実家暮らしする人が多いから同棲には発展しない
⇨たしかに実家暮らしでお金も節約になるし、これには賛同。

◆親が同棲は認めない
⇨友達に親が同棲を認めないために、同棲できない人いたな〜。
まあこれは仕方ないですよね、親が認めないならね。

などなどが主な「同棲をしない、またはおすすめしない」理由じゃないかなと思います。

でも先述しているように、
イギリスではカップル同士は逆に一緒に住んでいないと、
「真剣に交際していないのでは?まだデート期間中か?出会ったばかりなのか?」
と不思議に思われるくらいお付き合いが始まると、
そのうちに一緒に住み始める流れになるのがものすごく当たり前なんです。
(もちろん1人が好きとか、誰かとずっといるのが苦痛な人もいると思うので
そういう場合は対象外となりますが。)

例えばイギリス人の友達カップルや同僚たち、サミー経友で知り合ったイギリス人の友達
カップルの場合、ほとんどみんなが一緒に住んでいます。
逆に今まで出会ったカップルの中で一緒に住んでいない人は、ワーホリや学生などの
短期のビザでイギリスに住んでいて、彼に出会ったばかりの方は
まだ一緒に住んでいないという人が多いかも。

イギリスの同棲文化はアジアや日本の文化とはかなり違った考え方で、
結婚前にかなり長く一緒に住んでいたカップルもいっぱいいます。
でもだからって婚期が伸びる、という風な考え方ではなく、
同棲して相手のことをよく知ってからタイミングがきたら結婚するという人が多いかも。

結婚前に何年か一緒に住んで、共同名義で家を購入するのも当たり前なくらいです。

まあ、別れたらそのあとの家を売ったり、お互い新しい家を買うのが
かなりめんどくさそうだから、結婚する前に家買ってしまって大丈夫なのかと
私は心配してしまいますけど笑


もともと出会ってすぐに付き合って、それから相手を知り始める日本スタイルの恋愛
とは違い、イギリスでは、相手を深く知ってから(デート期間を長めに設ける)
付き合いを始めるようなスタイルの恋愛をする方が多いので、
こうやって、次のステップとして同棲を始めるのは自然なことなのだと思います。

そのため、たまにイギリスに来て、出会った人から付き合ってもないのに
「一緒に住むこと」の話をしてなんでだろう?と聞かれたりするのですが、
これはただ自然な会話の流れなだけで、同棲するから必ず結婚するとか
そういう話ではない場合もあります。

もしこれから交際したいと考える人がいたとして、将来の方向性が一緒なのかを
考えることはとても大事だし、もし同棲のステップに進むなら必ずそこを確認しといたほうが良いなと個人的に思います。
特に国際結婚となると日本みたいに女性がある一定の年齢になったら
彼が気を利かせてプロポーズするとかないかもしれないので、
先に確認しておいて損はないと思います。

それとロンドンで同棲しているカップルが多いのにはかなり大きな理由があって、
特にイギリスのロンドンでの家賃はとても高く、
カップルで住むほうがずっと安く済むというメリットがあるからです。笑

ここはまたすごく現実的なんだけど、
今までも散々言っている通り、ロンドンの家賃は意味不明なくらい高いんですよね。
まあまあな家賃を出しても、クソみたいに小さい部屋に、くそみたいな簡易家具と
大人数で一つのトイレシェアと、リビングルームみたいな共有スペースはなく
小さい汚いキッチンが一つで、部屋の床やベッドで食べざるおえない。
みたいなパターン。かなり多いです。
それなのに家賃8万円とかw

信じられないくらい過密しているのに家の数は足りていない、さらに毎年不動産価値が
上がり続けているという状況なので仕方ないのですが、、、
カップルで住むと、1人で住むより大きめの部屋に共有スペース付きのフラットも
かなり多いので、そこはメリットになるんですよね。


そのため、イギリスに来て現地で恋人ができた実際の友人の中にも
付き合い始めてから数ヶ月したら一緒に住み始めた子も数人いました。
しかも今まで日本では同棲したことがなかったけど、
イギリスで初めての現地の彼と同棲をはじめて、それから恋愛が順調にいっているような
カップルが多かったです。
ワーホリできた場合は、2年間一緒に住むとパートナービザに申請できる資格も得られるし
特に海外で1人で住んでいると寂しさもあるし一緒に住むことにメリットは多いと思います。

いや〜それにしてもサミーと一緒に住み始めて3年ともなると、
逆に一緒に住んでいなかったころ(その前はずっと実家だったので)をもよく
思い出せなくなりますw

国際カップルの同棲は最初は文化の違いでぶつかるところも多いと思います。
例えば、日本人女性みんなが口を揃えて言うのが彼が夜にお風呂に入らない件w
またはベッドで何事もないようにお菓子を食べたり、
汚い洋服でベッドに寝転がるとかw

日本人ってかなりきれい好きな人が多いと思うので、外国人彼の当たり前なことが
イラッとくることがあるんですよね。w
もう慣れましたが、最初はこういう小さい毎日の出来事にびっくりしては
イラッとしたり、新鮮な毎日でした。
新しい変化を楽しめる人ならこういうことも全然平気だと思います。
あとは嫌なことがあれば溜めないで相手に気持ちを伝えることが大事だと学びました。
そうしないと彼らは気付くはずがありませんから。。。

というわけでうちでは、なるべく夜もシャワーに入ってもらうようにしています^^
そして外で着た洋服のままベッドに寝転がったりすることもあるので
ベッドシーツは週1で洗濯したり、
さすがにベッドの上でのお菓子はやめてもらってますw
でもこういう小さい文化の違いは話し合いで解決ができることなので
私たちは問題があれば話し合いで解決させて、今ではかなり快適な同棲生活を
過ごしています。
むしろサミー以外の人とは住めないくらいに成長w
(今では実家に帰ると逆に気を使ってしまって2週間が最大で滞在できる期間となりました)

最初はパニックだらけの同棲生活だったけど、3年もすると落ち着くんですよね〜。
以上、イギリスでの同棲事情というか私の同棲事情になってしまいましたw
お読みいただきありがとうございます。

じゃあ次は同棲生活を始めてびっくりした文化の違いについてでも書こうかな。

0 Comment:

コメントを投稿