YMSビザからUnmarried Partner Visaに切り替え⑤経済証明

, , No Comments

前回の
の続きになります。

この度YMSビザから2年間一緒に住んだことを証明すれば申請できる
イギリスのパートナービザ(Unmarried Partner Visa)の申請で一番大変だったのは
経済証明でしたので、こちらに詳しく書きます。

ちなみにプレミアムサービス申請日当日のことや今までの経緯については
Unmarried Partner Visaのタグから飛べます。

このビザを申請するにあたって、ネットで調べたりビザアドバイザーの方に聞いたり
友人に聞いたりとして知識が高まったので、もし質問などがありましたら
気軽にコメントやお問い合わせ欄からメッセージください!

イギリスのこういったパートナーや配偶者として申請するビザには一定の
収入がないと申請できないという決まりがあります。
年間の収入が£18,600以上
あれば申請は簡単に出来ますが、派遣契約だったり、アルバイトだったり、
フリーランサー(私たちの場合)だと収入証明をするのがかなり難しいです。

この金額自体は日本でいう新社会人の手取りくらいなので、余裕なのですが、
このくらい稼いでても証明するのが難しい場合もある。

私たちの場合スポンサー側のサミーはフリーランサー+アルバイト2つ掛け持ちなので
色んなところから収入が入ってきていて、給与明細がない仕事があったり、
税金もフリーランスだけで引かれる税金と、アルバイトで引かれる税金の金額が
異なってくるので、第三者に説明するにはとっても難しい収入だったんです・・・

でもラッキーなことに去年からビザを申請する際の収入証明は、
スポンサーと申請者の収入を合わせた金額
という風に変更がされたので、簡単に証明できる私の収入も入れて証明しました!
私の場合フルタイムで勤務しており、正社員で、給与も毎月同じ日に入っていたので
一番わかりやすい方法の一つとして書き入れました。

これがかなり重要ポイントだと思う。

申請フォームにあるFinancial Requirementのところ
申請者(私)→Category A
スポンサー(サミー)→Category F

私の収入だけで、£18,600は超えていたのですが、念のためにサミーのフリーランスの収入
も書き入れて、最後のトータル額も2人の書き入れた収入を足した金額を入れました。

このCategoryのところ、申請フォーム書き始めた人はわかると思うけど、
Annual Salaryもらってない人、フリーランス以外の人は書けるところがありません。
これひどいよね?
アルバイトでも収入条件超えている人絶対いるのに、
あくまで正社員契約の人しか認めないって感じでめちゃくちゃわかりにくいの。

まあイギリス政府は金持ちの移民には絶対福利厚生に頼って欲しくないって
考えてるからだと思うけどwそれでも職で人を差別するのはひどいと思うw

そしてこの後に続く、会社名を書いたり連絡先を入れたりするところは
書けるところや自分に当てはまるところだけを記入すれば良いんだそうです。

※Annual Salaryもらってて過去6ヶ月以内にお給料が上がった人はどうするの?

私がこの場合だったんだけど、この場合より低い方のお給料を書き入れます。
過去のお給料も、変更されたお給料も経済条件を超えているということが
前提ですが、例えば以前のお給料が£20Kで変更されたお給料が£23Kの場合
£20Kの方をフォームに書き入れます。

どちらにせよ経済条件は変更されているのですが、あくまで審査官にわかりやすくするためです。

そして提出する給与明細は指定されてる過去6ヶ月分だけ!
審査官も忙しいので、余計に見なきゃいけない書類を増やすのはよくないと思った結果

申請者の提出書類
・過去6ヶ月分のPayslip
・P60 (eP60でも問題ない)
・過去6ヶ月のBank Statement (最新のまで準備)
・雇用契約書
(最初にもらうContract。私の場合Job Offerという名の契約書だったけど大丈夫でした)

・雇用主からのレター
(いつから働いているか、給与の詳細やいつ変更されたのか、またP60とPayslipは
本物ですよ。という旨を書いたレター)
これはGOVのウェブサイトに何を書いたらいいのかはっきり書いてあるので、
それをコピペして雇用主に送れば良いと思います。

スポンサー(フリーランスの場合)の提出書類
・フリーランスを証明するレター
これにはサミーがどのように仕事をしているのか簡単に書き入れました。
フリーランスで仕事をする際の契約期間やお給料の平均額。
またその他にアルバイトしている会社名を入れていつから始めた、などを記載。

・フリーランス登録した際の番号が書かれた原本
・過去12ヶ月+Last financial Tax yearに反映する分のBank Statement
イギリスでは毎年3月から4月までがFinancial Yearですのでその分まで準備

・過去1年間の契約書x 6枚
・アルバイトの契約書
・P60 (これも何枚もあるので何枚か準備)
・Tax Return
・HMRCからのTax calculation 
・主要な雇用主からのレター

などなど。
やっぱりフリーランサーは証明するのがめちゃくちゃ大変で、
サミーは毎朝Tax Officeに電話をしていたり、取り寄せた書類が間違っていたりと
かなり苦労していました・・・

とりあえず申請する片方が収入条件を超えていて更に正社員であれば
収入証明は問題ないと思うし、けっこう簡単だと思う。
でも私たちのように、スポンサー側が正社員じゃなくて収入証明が複雑だと
けっこうめんどくさい。
幸い去年からルールが変わって、2人の収入を合わせることができたので、
フリーランサーも救われたと思います。

今までもフリーランサーや、正社員ではない人たちがこのビザで収入が足りなくて
落とされるケースがかなり多かったらしく、問題になっていたようです。

実際に知り合いに、イギリス人女性と結婚した日本人男性がいて、
彼女は結婚してすぐに妊娠したから、収入が全然なくて、イギリスに帰りたくても
帰れないという状態が続いたらしいのです。
たしか2年間くらいビザの申請結果待ったとか言っていた・・・
結局彼女はなんとかアイルランド国籍を取って、旦那さんもイギリスに住めるように
ビザ取得したみたいで、ひと段落。

それにしてもヨーロッパ人のNon EUパートナーの方がイギリスに簡単に住めて、
イギリス人のNon EUパートナーがイギリスに住むのが難しいっておかしなことだよねー。
自分の国の人排除してどうするの?w

というわけでかなり長かった
イギリス国内でYMSビザからパートナービザに切り替える!!!
が完結しましたー。。。
いやー長かったな〜〜〜〜〜〜〜〜
こんなに長くてげんなりするような体験をしたからにはここにその記録を残して
いつか誰かの役に立てることを願いますw

ちなみに最後の最後に、申請する2ヶ月くらい前から準備始めて全然大丈夫ですw
あんまりにも早く始めようとしなくても大丈夫。

まだまだビザとの戦いは続きそうですが、あとちょっとはのんびり
イギリスでの生活を楽しみます!!

0 Comment:

コメントを投稿