ロンドンでのコロナウイルスによるSTAY HOME体験談

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COVID-19 コロナウイルスが世界中に蔓延し初めておそらく数ヶ月以上が過ぎました。
そして、
STAY HOME, Self Isolation, Social Distancing 
(現在ロンドンで、都市を完全封鎖するロックダウンが行われ初めて、6週間目です。)
という言葉が日本や世界を駆け走り回って、
私の場合、5週間ほど上記のような状態が続いています。
そこでロックダウン中のイギリス、ロンドンは今どのような状況なのかというのを
せっかくですので一般人である私の目線から体験談と
今後のロックダウン緩和の噂(可能性)を書いてみようと思います。

今年の2、3月は日本に仕事で2ヶ月間滞在していたため、
ロンドンにはロックダウンが始まって約2週間経ってから帰国しました。
そのため、
ロンドンに帰って来る前、日本にいるときに、イギリスにいる人、日本にいる人
みんなから「イギリスに帰って大丈夫?
日本の方が安全だからもう少し日本にいたら?
イギリスはロックダウンで動きが全く取れない状態だから
行かない方が良いんじゃない?」
と言われていました。

その時は3月後半で、日本ではまだ緊急事態宣言も出ていなかったため、
私のように同じく東京出張に行っている同僚たちは、日本の方が楽だから、と
もう少し東京に残る、と決めている同僚も多くいました。

またイギリスにいる彼からも、
「イギリスのコロナはかなり深刻だから日本のような
考えで帰ってきたらダメだから覚悟しろ
スーパーにだって好きなときに行けるわけではない、
キーワーカーじゃないから公共交通手段を利用してはいけない、
郵便局や薬局は本当に必要な時しか行けない、
ASOSのリターンできるわけないから覚悟しろw」

などなど、イギリス帰国前に散々と脅されていました。
そのときに、日本ではまだまだレストラン、居酒屋、カフェ、ショップなどが
空いていたし、私の会社は3月末あたりには既に在宅をし始めていたのですが、
まだまだ会社に行かなければならない友達はいっぱいいて、
自分が在宅をしていて夜スーパーに行くために外に行くと、
在宅していた自分が馬鹿に思えるくらいたくさん人が溢れていて普通に思えました。

そしていざ、ロンドンに帰ってきてみると、言われていたことや
ニュースで見たことや人から聞いてたことが、嘘のように平和でした。

ロックダウン中は、1日に1時間のみ、外に出ることを許可されていて、
外に出る時は必須な買い出しに出るか、エクササイズ目的のみのはずでした。
そして外に一緒に出て良い人は、同じ家に住んでいる人のみOK
バスや電車などの公共機関の使用はキーワーカー(医者やナースなど)のみOK、
そういう風に私は聞いていたのですが、ロンドンに帰ってきてみたらもうびっくり。
帰ってきてから珍しく雨は一切降らず、4月は毎日めちゃくちゃ天気が良かったので、
それも原因の1つではあると思いますが、
帰ってきて1日目にエクササイズ目的で外に出ると、あれもう。。。
少ない数ではあるものの、公園で日焼けをしている人、ピクニックをしている人、
ベンチに座って本を読んでいたり、カップルで寛いでいる人、
明らかに友達同士でつるんでいる人、一人の父に7人子供を連れている人、
(全員彼の子供かも知れないけどw)
そして何より車の交通量が半端ない!!!
(私の地域だけかもですが、車に関しては、もはやピーク時みたいに激しく多い。)
キーワーカーじゃなそうな人がバス停に並んでいてバスに乗ってたりも。

私たちのただなる勘違いかも知れませんが、聞いていたのとかなり違ったので
とてもギャップを感じました。
そしてショックも少しありました。
(ちなみに彼は私が帰国する前はずっとイギリスの田舎にいたので、
その田舎の様子とロンドンのギャップを強く感じたらしい)
日本にいるときに海外に在住している方から日本をかなり批判しているのが
インターネット上で(ツイッター、インスタなど)
見えてましたが、実際にロックダウン中であるはずのロンドンにきてみたら、
あれ???みたいな感じだったので。
もちろん地域や国で差はあると思いますし、個人でも考え方が違うので
みなさん違うロックダウンの過ごし方をしているとは思います。

イギリスのロックダウンは、めちゃくちゃ厳しいと聞いていたし、
それを覚悟して帰ってきたのに、あれ?なんじゃこれ?という拍子抜けした感じ。
もちろん、もっと厳しいのを期待してたわけではありません。
ただ単に、びっくりした。ということです。

ロンドン以外の地域ではかなりロックダウンが厳しく人の動きを制限しているようです。
実際に田舎に行っていないので本当のところはわかりませんが。
ますますロンドンはイギリスの中にある1つの国のように見えます。
ウェストミンスター寺院では少数ではありますが、ロックダウンを解除しろ、という
今有名になっているアメリカみたいに、プロテストしている人がちらほらいるようです。

こんな大変な状況の中でもオンラインショップは大抵普通に動いています。
とても便利な世の中で、欲しいのもがあれば大抵買えちゃう!感謝です。
アマゾンだって、普通にやってるし、この前化粧品をオンラインで買ったのですが、
通常時みたいに3日で届きました。

不思議なことに、今ある1つのものをなかなか買えなくて苦戦しています。
今一番と言って良いほどイギリスで売れているもの、
それは自転車です!


(↑私の欲しいイギリスブランドのRidgebackの自転車)

今イギリスでは通常時より自転車に乗っている人をたくさん見かけていると思います。
もともと彼の家族はかなりのサイクリング好きでいつか自転車を買おうと思っていたのですが、
今買ったら週末に徒歩範囲でしか行けないエリア以外にも、行ける場所が増えるし、
家族でサイクリング旅行も考えていたので、まあ良いタイミングだな!と思って
自転車を購入しようとし始めてからほぼ3週間が経ちます・・・
今イギリスで買える自転車、ほぼありません・・・
一度購入したものを店舗で試してみたらサイズが違くて、返品し新しく購入しようとしたら
現在人手が足りなくて新しい自転車のストックが全然ないらしく、
ローカルショップに歩いて買いに行ったりと色々苦戦しています。
運が良ければ今週中に上の写真の自転車がやっと入荷して、
試し乗りで良さそうだったら買えるかも!それが唯一の楽しみです。

イギリスの自転車にめちゃくちゃ詳しくなったので、詳細は後ほど書きますが、
イギリスの自転車ってめっちゃ高いんですよ。
普通ので5万円くらいします。

コロナウイルスが蔓延して自転車がイギリスから売り切れる!?なんていうこと
誰が予想したでしょう・・・w

イギリスで噂されている今後のロックダウンの方針についてですが、
おそらく今月末あたりにロックダウンが少し緩和されるかも、です。
少し緩和に含まれるのが、1日に外に出ることのできる制限時間が長くなる、
(今禁止されている公園でのエクササイズ、ピクニックなどがOKになる)
車や公共機関を使用して遠いところにも移動することができる、
(ただし、人の集まりそうなビーチの解放はない模様)
学校もぼちぼち始める、特定の人で少人数ならば頻繁に会うことができる、など

こんな風にロックダウンが緩和されたらまず最初に私たちのやろうと計画していることは、
ウェールズに住む兄夫婦のところに泊まりに行く!
これに関しては全員で6人という人数になるので、このメンバーだけだったら
もしかしたら頻繁に会うことができるくらいに緩和される可能性があるようです。
そこで1週間ほど滞在して自然を満喫して、久しぶりの家族とワイワイしたい!
キャンプ場がオープンすることがあれば、家族でキャンプをしたり、
自転車旅行をする。
きっと60歳以上の家族(彼の両親)に会いに行くことは、まだ許可されないと言われています。

もう1つ5月末から可能になりそうなのが、オフィスのオープン!
ただし、今後年末くらいまでは在宅が可能なスタッフは在宅をすることを推奨するみたいです。
どうなるかまだまだわかりませんが、イギリスでは3週間に一度ある
ロックダウンの見直しが今週木曜日にありますのでそこで更なる見通しが発表されるといいな〜と思います。



次回は在宅になってどのような1日を過ごしているのかについて書きたいと思います。


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